先日、スーパーマンの中の人に似ていると言われました。初めての事だったのでドギマギしちゃって、しかもスーパーマンの中の人の名前や顔すら思い出せず、不自然な笑顔になっていたと思われます。よく似てると言われて来たのは、あの黒ひげ危機一発をオタマで芸能人に取らせる事で有名な高島忠夫の末っ子、高嶋政伸です。そう、HOTELというドラマに出て「姉さん事件です!」とか言ってた頃の高嶋政伸です。
どうでしょう。微妙だな。
と、そんな訳で4月になり、転勤とか気分転換とかで引越しされて来た時に、「ストーブがつかないよ」なんてよくお電話いただくのです。一番多いかどうかは記憶にないですけど、何と無く多いのは「リセット上がり」と業界内で呼ばれている(そう呼んでいるのはボクだけかもしれません)現象です。リセットが上がると灯油切れのエラーが出て止まります。「姉さん事件です」と、ここの段階でお電話いただくようです。
ストーブの中で灯油を一時的に溜めておく小さいタンクみたいのがあって、ストーブ本体が大きく揺れたり、しばらく使ってなかったりすると、灯油の流れを遮断する装置があります。その装置をリセットするのが、なんとリセットボタンです。そのまんまの名前ですね。
おおよそ、ストーブに向かって右側にリセットボタンがあります。ほぼほぼ赤い色をしているので見つけやすいかと思えば、実はストーブ本体の中に入っているのでリセットボタンの存在を知らない人は見つけられないんじゃないかと思います。電話でリセットボタンの場所を誘導してても、若干もたつきます。
ストーブ右側面に親指は入らないけど、人差し指なら入りそうな小さな穴が開いてます。そこに指を入れると赤いボタンがあるので、一回だけ下に押しましょう。どうしても不安なら二回押しても構いません。けど何回も押すと灯油が溢れてくるかもしれません。そうすると灯油を遮断していた装置が、灯油を流すようになるので、ストーブに火がつきます。
こんな穴です。リセットボタン、下に押す。と書いているのがわかるでしょうか。
中はこんな感じになってます。しばらく使ってない時や、ストーブを移動した時、ぶつかって揺らしちゃった時には要押しボタンです。「姉さん事件です」を使いたかっただけの話で、ここまで引っ張って申し訳ない気持ちは微塵もありませんが、まだまだ暖房を使いたい季節です。リセットボタンを押すだけの作業でも、技術屋さんが走ると出張費で3,000円くらいはかかっちゃうから、一回やってみてください。
それでは。