停電になると見直されるポータブルストーブ。
電気を使わないから、災害などがあると一気に売れちゃいます。今回の停電後、メーカーに在庫が無くなったそうなので、おそらく皆さん買い求めてると思いますが、ポータブルストーブを買ったら、これだけはやって欲しいポイントを3つお知らせします。
- 新しい灯油を使う
- 灯油を入れてから30分待つ
- 換気をする
1、新しい灯油を使う
せっかく新しいポータブルストーブを買っても、去年の灯油や、水が混じった灯油を使うと、ちゃんと燃えません。ポータブルストーブは灯油を綿やガラス繊維の芯に染み込ませて燃焼させるから、灯油に不純物が入っていると芯の目が詰まってしまいます。炎が大きく立ち上がったり、燻って炎が出なくなったりで、どちらにしても濃い排気ガスが出てきて危険です。そうなってしまうと芯の交換が必要です。
2、灯油を入れてから30分待つ
タンクに灯油を入れてから、芯に灯油が染み込み、上まで上がってくるまで、おおよそ20分はかかります。メーカーや機種によって違いが出るので、灯油を入れてから火をつけるまで30分待ってから点火してくだい。芯にちゃんと灯油が染み込んでいると、点火をした時に円形に炎が広がります。新品の時は灯油を入れてすぐに火をつけるのはやめましょう。2回目の給油からは、待たずに火をつけられます。
3、換気をする
これは買ったらというより、常にやらなきゃいけない事。大事なんでお知らせしたい。燃焼後、1時間に1回、1分から2分程度窓を開けて換気をしてください。煙突を使わないタイプのストーブは、室内に排気しているって事なんで、部屋の空気を入れ替える必要があります。寒いからせっかく火をつけているのに、窓を開けるのは抵抗ありますね。窓を開けると部屋の空気は寒くなり、体感的に寒いです。でも、壁や天井は温まっているので、換気をして1分程度であれば、室温はそれほど下がらないはずです。道東はわかりませんが。
他にも注意する点はありますが、ポータブルストーブを買ったら、この3点は最低抑えておきたい所です。