ズバリ、ファンヒーターは故障したら買い換えるべき。
ストーブの修理を仕事にしているのに、買い替えを進めるのも何だかどうなのかと思います。もちろん、のぞえ商事でもファンヒーターを販売していますけど、量販店の金額が安すぎて(特にファンヒーターやポータブル)ボクはお客さんにウチから買ってもらおうという気になりません。火力の小さいファンヒーターなら、量販店やホームセンターで、12,000円前後出すと買えるんじゃないでしょうか。スーパーのモヤシや卵のように安売りの目玉商品になっちゃって、本来の価格からかけ離れているんだと思います。
では、故障した時に修理の料金がどのくらい掛かるのか。ファンヒーターの修理代は会社に持ち込んでくれた場合、工賃を7,000円に設定してます。部品代は含まれてません。故障原因にもよりますけど、部品代を含めると10,000円を超えることもあります。商品の購入金額に対して、修理料金が高すぎると思われるかもしれないです。ボクもそう思います。けど、買い替えを促すために工賃を7,000円にしている訳ではなく、商品そのものが安すぎるのです。その結果工賃が高く見えてしまう。おそらくユーザーからすると製品代金の2割から3割くらいの3,000円とか4,000円くらいが妥当な金額でしょうね。
ファンヒーターを製造しているメーカーの、部品保有期間は製造打切り後、6年から7年です。そして何故かどのメーカーもメーカー保証がだいたい3年間ついてます。変質灯油などの、灯油が原因の修理は保証期間内であっても有償になります。
そんなことで、3年を超えて故障した場合は修理をせずに新しいストーブと交換した方が良いと思います。