ストーブの火がつかない。作動音もしない。エラーも出ない。
ストーブの燃焼が正常に継続出来なくなった時や、点火しない時、燃料が無い時など、ポータブルストーブ以外の100V電源を使用するほとんどのストーブには、ストーブが止まった時の状況を教えてくれる、エラーコードが表示されます。
これって利用者や、修理業者にとってありがたい機能なのですが、エラーコードが表示されず、ストーブが点かないということがあるのです。
お盆も過ぎて、スタットレスタイヤのCMが北海道中を駆け巡るころ、冬の準備に取り掛かろうとした時に、よくいただくお電話をご紹介したいと思います。
『さっきまで点いていたのに勝手に消えた』
それはですね、セーブ運転が働いている。事が多いです。部屋が暖まりすぎるのと燃料の消費を減らしてくれる、とても便利な機能です。
火力調節を自動で使用している時に、設定温度よりも室温が上がると、通常では最低火力で燃焼を続けます。
ところが、セーブスイッチを入れた時、設定温度よりも室温が上がると、火が消えるのです。まだ日中の気温が暖かく、室温が上がりやすい時に良くある現象かと思います。
セーブ運転のランプを確認してください。きっと煌々と点灯しています。
『ストーブは点火するがタイマーでは点火しない』
実は、時計のAMとPMがずれている。そんな時があります。
使わない夏の間にコンセントを抜いて、秋口に時計合わせをした時に、午前と午後の表示を見落としてしまう事があるようです。
寒い朝に身を震わせながら、コークスストーブに火を点けている祖母を、布団の中から見ているという光景を思い出しました。
便利になりましたね。
『火も点かないし、時計の表示も出ない』
これは、そんなに多い事例ではありませんが、ホントにあるのです。
コンセントが抜けているのです。
まさかそんな事は無いでしょう。と思いますよね。
先日テレビのリモコンを力いっぱい押し倒しても、テレビが点かなくてイライラしていたら、申し訳なさそうに家族がコンセントプラグを挿してくれました。
ストーブを長期間使用していると、電源コードが硬くなって中で芯が折れてしまうこともあります。
ストーブも機械なので本当に壊れている事もありますので、シーズン終了後の、暖かいうちにちょっと早めの冬の準備を予定してみてはいかかでしょうか。
そんな時に当社を思い出していただけると、とてもうれしいです。
春から夏の間にかけて点検整備の割引をしています。どうぞご利用ください。