ストーブの分解整備の話
ストーブの分解整備について、お客さんからまったく見えないところで作業するので、何をしているのか全くわからないから、不安な部分もあると思います。作業内容は北海道石油燃焼機器整備業組合で細かく決まっています。が、ちょっと項目多すぎるのでわかりやすく、大まかに説明すると
外装部品の取り外し洗浄、点検
電装品の取り外し清掃、点検
放熱器の取り外し、塗装を剥がし、耐熱塗料にて塗装
送油経路の取り外し、清掃、カーボン除去、漏れの確認
ベースの台に残った部品や内側にある部品の取り外し清掃
ここから、各部清掃しながら、消耗部品、パッキンを交換し組み付けていきます。
消耗部品として、パッキンは必ず交換します。点火ヒーターと燃焼リングは、状況を見てですがほぼ交換しています。
組み付け完了後、燃焼テストをして灯油の漏れや異常がないかの確認、最後に外装を磨いて終わりです。
という流れで作業しております。本当はもっと工程踏んでますけど、大きく分けるとこんな感じ。
料金的には、最近部品の値段も上がってきて、普通のFF式ストーブで43,000円くらいはかかるようになってきた。10年くらい前は35,000円くらいだった。(どちらも値引き前、税別の金額で交換部品を含んでます)この10年で何が変わったのかというと、部品の値上がりと消費税が2段階の値上げ。工賃に関しては値上げしてないです。例えばだけど、冬に修理でストーブ点火しなくなって修理になると、点火ヒーターで6,890円、点火ヒーターがきれるくらいの燃焼時間だと、燃焼リングも交換したい、4,400円、ヒーター周りのパッキンも交換。工賃、出張費などなど合わせると30,000円はちょっと超えるかな。
金額面で行くと修理のほうが安いけど、冬にストーブ止まったら困るって人はもうちょっとお金出して分解整備やった方が良いです。修理と違って細部までしっかりと見ることが出来るので。あとめっちゃピカピカになります。今なら工賃20%OFFをやってて、コロナ社のFFストーブだと税別で38,000円くらい。税込で42,000円くらいです。お問い合わせは電話にてお願いします。
メーカーや機種によって部品の金額がかなり違うので、ここで記載してある金額と違う場合はあります。