骨折した足が痛いとか、腫れがひかないとか、骨がくっつかないとか、長引き過ぎなんじゃないかと我慢強いボクもそろそろ飽きてきました。
どーも。皇居でランニングとかしてみたい。そんな願望があったりするボクはまだ走れません。
室蘭市の公共施設、本輪西会館。ココに設置されてるペレットストーブをメンテナンスしてきた。もちろん石油ストーブがメインで付いてて、ペレットストーブは市民へのPRの為につけました。最初、管理の人達は使い方がわからないとか、言ってました。管理人が変ったり、電話がくると説明に行きました。6年くらい経ったのかな?実はココにペレットストーブを設置したのが初めてで、ボクも使い方がわからなくて、一緒に覚えさせてもらいました。
去年くらいから説明に行かなくても、管理の人達の中でうまく使用できるようになってきました。ただ、なんか変わった事あったら電話してね、と言っていました。しばらく連絡がなかったので、順調なのかと思っていたら、実は調子が悪くてあまり使ってなかったそうです。修理の時に一番難しい答えが「調子悪い」です。でもこのペレットストーブはしょうがない。燃えてる時の空気量とかを自分で調整するから、使っている人はどこが正解かわかない。それで、「調子悪い」となってしまいます。
現象が確認できるまで、1時間。じっくり待機です。スイッチを入れてから30分くらいの時に、火が消えそうに、というか消えました。炎がなくなり、燃え切らないペレット燃料が、カプセル型の飲み薬ほどの大きさで赤黒く光っています。ストーブの扉をあけて素手で燃料を入れます。なかなか熱いです。新しい燃料が入った事で、炎が復活しました。結局自動供給されるはずの、ペレット燃料が出てこないので、静かに消えました。
この時点で、燃料の問題で「調子が悪い」ことがわかりました。燃料切れか、燃料がスクリューに詰まったか、スクリューを回すモーターか、燃料が悪いか、おおよそ絞れます。燃料は満タンに入っていて今まで燃えていたので、燃料切れと燃料の質は関係なくなりました。燃料を一回取り出します。20キロ。結構大変です。燃料がないときに、モーターと繋がっているスクリューの回転を見ます。モーターと連動してスクリューは動いていますが、火力調節ダイヤルの位置よりも少ない回転なのがわかります。しかも回転がカクカクしてます、スクリューも引っかかりなどが無くて、今回はモーターの不具合でした。オーガモーターの交換後、すこぶる順調で、燃料が多く出過ぎていました。海外の製品は、部品でも個体差があるように感じます。
点火から燃焼状態に入るまで、15分くらい。消火も15分くらい。燃焼確認で1時間。車の移動で往復20分くらい。部品交換は5分。また確認の燃焼で1時間。定期点検は2人で1時間30分ほど。木を燃やすとは、なんと時間のかかることでしょう。やはり手間がかかるものだから、炎の見える生活は豊かに見えるのかもしれません。
今回は定期点検と一緒に修理の依頼があったので、修理代は定期点検の料金に含まれます。ペレットストーブの定期点検料金35,000円とオーガモーター代21,000円で合計56,000円でした。