どこでもドアがあったらいろんな所にすぐに行けると思う。
でも道中での出来事や思い出も大切な移動の楽しみと思うので、今のところどこでもドアは必要ないかなと思っています。
どうも、街のあったかサポーター
のぞえ商事の野副弘幸です。
あったかい所、特に炎が見える場所って人がたくさん集まってきて、何気ない会話や挨拶が生まれるから、ボクは今の仕事を楽しめてると思います。
朝、布団から出てきてストーブの前に陣取っていると、子供たちも起きてきてストーブの前が取り合いになるのが、寒い朝の始まり。そこで朝の挨拶を軽くかわして、ご飯ができるまでぬくぬくと過ごすのがいいでしょ。
ボクが子供のころ、じいちゃんの家に住んでたんだけどさ、その時に親は石油ストーブの販売やら修理やらを仕事にしていたんだけど、なぜかコークスのストーブを使っていて、ばーちゃんが毎朝火をつけて家をあっためてくれていたの。
当時は普通の出来事で当たり前って思ってた。
でも今考えると結構しんどい作業。それを毎朝やってくれていた事に今になって気づくあたりがぼんやりしてるよね。
そんな生活をしてきたからさ、ボクの中ではエアコンやパネルヒーターでは物足りないし、そもそも火が見えてると、そこに人が集まるって事が嬉しいと感じてたから(別に会話なんてなかったけど)、今でもその生活が気に入ってるんだよね。しあわせ感があるでしょ。
そういうしあわせな生活を、みんなにも味わってもらえたらいいなって思って、今の仕事を本気でやるようになってきたんだ。(それまでは何してたのっ)
というわけで、ボクがずっと断ってきたのに、昨日熱狂的なファンからサインを求められたのでその時の授与式の模様をお伝えして起きますね。
どうでしょうか、あったかくなってもらえましたか?