停電でもお湯が使える給湯ボイラーが存在してました。正確には大きな電池をボイラーにつなげる。なんで今まで気がつかなかったのか。多分必要としてなかったからです。
停電になって一番困ったのがTwitterが見られなくなること。青山剛室蘭市長がTwitterで発信する情報がとても役に立ったから、ずっと追いかけてた。スマホの充電は車のシガーライターソケットから充電。エンジンをかけているのが少し勿体無い感じもありました。
その次に困ったのが、お風呂だよね。水とガスが使えたので、ガス炊飯器を日常的に使用していて、煮炊きには全く困りませんでした。停電中はお天気が良くて動くと汗ばむ気候。子供もヒマそうで、外でキャッチボールなんかを楽しんでました。はい、すっかり汗だくです。そうなると、そのまま布団には入りたくないですね。水のシャワーを2回ほど浴びて冷たさにヒーヒー言ってました。
考えた末に浴槽にヤカンや鍋でお湯を沸かして少しづつ入れて、家族は入っていました。
うわー!マジでお湯欲しいーーー!
ありましたーー。停電でもお湯が使える給湯器。というか電源を供給するバックアップ電源ユニットというバッテリーをボイラーに接続して使用するものが長府製作所から発売されてました。古い機種には取り付けできないようですが、今現在販売されている長府製の家庭用給湯ボイラーにはほとんど取り付けできます。以前からこのシステムはあったのですが、エコフィールという高額の機種限定で販売されていて、販売価格が50万円近くしていました。今回の停電でそれを思い出したように調べてみると、ほとんどの機種に対応できるようになってました。
お湯を使える時間は、4人家族がシャワーや炊事をして3日間ほど。2012年に鉄塔が倒壊して起きた停電も約3日で回復しています。あの時は発電機が役に立ちました。バックアップ電源ユニットの価格はボイラー本体にプラス89,800円。まあちょっと高いかとも思いますが、200ワットまで使えるコンセントも付いているので、スマホの充電にちょうどいいのかと思いました。
発電機を用意していたから、今回も全く大丈夫だったはずなんですけど、発電機のガソリンを切らしていたり、ガソリンを買ってきて発電してたら発電機が壊れたりと、今回は全く役に立ちませんでした。発電機の修理代も基盤が壊れてしまって約10万円となり、新品でも10万以上。それなら次の給湯ボイラーを入れ替える時に、このバックアップ電源ユニットをいれても良いかなと。
喉元過ぎれば熱さを忘れるように、次の季節が変わる頃になると、ボクは停電の備えなんか忘れていると思います。自分の取扱商品も調べてなかったんだから。停電のことなんか、忘れっぱなしで過ごせたら良いな。