ストーブとかボイラー灯油を送るゴムのホース。
長い間使っていると、劣化して灯油が漏れることがあります。定期的に交換する部品です。
交換の目安は3年。
灯油のゴムホースは3年を目安に交換すると良いです。
左が20年くらい経ったもの
右が新品左のほうがヒビ割れして開いてるでしょ。奇跡的に灯油は漏れてなかったけどね。 pic.twitter.com/1WDIHl6a71
— 野副弘幸 ヒロ☆ノゾエ (@HiroyukiNozoe) 2019年1月16日
3年で灯油が漏れたことは記憶にないです。メーカーは3年で交換して欲しいようです。取り付ける環境が色々なので、短めになっているのかなと思います。
さて、ゴムホースの交換方法です。
用意するもの
プラスドライバー、カッター、受け皿、養生シート、ウエス、新しい灯油ゴムホース、ホースバンド2個
1、灯油コック(元栓みたいなもの)のレバーを閉める方向にします。灯油コックが見当たらない時は、ゴムホースを辿っていくといいと思います。
2、ストーブ側(ボイラーならボイラー側)と灯油コックからプラスドライバーでホースバンドを緩めて、ゴムホースを抜きます。この時にホース内の灯油が垂れます。養生シート(新聞紙や布)を敷いて床にこぼれないようにします。受け皿やペットボトルなんかに外したホース内の灯油を流すと良いかと思います。
3、新しい灯油ゴムホースを灯油コック側から付けます。ストーブ側のジョイントまで届くように、長さに少し余裕を持ってカッターで切断をして調節します。
4、ホース内の空気を抜きます。別の言い方だと、ホースの中に灯油を入れるってこと。受け皿を用意し灯油コックを開けて、ストーブ側のホースから灯油が出てくるまで待ちます。これをやっておかないと、灯油がストーブに入ってきません。灯油が出てきら、灯油コックを閉めてストーブ側にホースを繋ぎバンドを付けます。(先にバンドを通しておくとスムーズです。)
5、ウエスで灯油を拭き取り、さっき閉めた灯油コックを開け、ストーブのリセットボタンを押して、点火します。灯油の漏れが無いことを確認して終わりです。
伝わったでしょうか。よくわからんと思ったら、作業は専門の業者に任せた方が良いかもしれません。1メートルくらいのゴムホースを交換する作業だと、6000円前後になるケースが多いです。点検整備の時に交換すると、部品代だけ頂いてます。