積雪の少ない地方でも、FF式の排気口は確認が必要。
自分の家で起きた出来事です。
胆振地方は比較的積雪量が少なく過ごしやすいのかな。雪が1メートル以上積もることは、記憶に無いくらいです。FF式ストーブの吸排気筒の位置は、新品の製品に同梱されているもので足りる位置に取り付けられている事が多いです。フロアから40センチくらいでしょうか。地面からだと、80センチから100センチに行くか行かないかの高さになるかと思います。
ボクの家もおおよそ、排気筒がそのくらいの高さに取り付けられているので、雪で排気筒が隠れるなんて思ってもみませんでした。
地面から排気筒の位置まで、雪が積もったわけではなく、排気筒の上に直接雪が積もってしまったようです。風向きや雪質によってはこのようなこともあり得るんですね。おそらくこの程度だと排気された熱で溶けてしまうかと思われます。吸気の部分は溶けないかな。
何れにしても、ちゃんと雪を取り除いてからストーブを運転したほうが良いですね。
このように、排気筒がふさがれると、密閉されているFF式ストーブでもにおいがしてきます。炎の状態も赤い火がモヤっと立ち上がり、ガラスも黒くなってくるでしょう。たまたまボクの家では、予備的についているストーブなので、雪で塞がれた状態で使用していませんでした。(どんだけ寒がりなんだよ)
降雪が激しい地域では、2メートルくらい排気筒をあげているところもあります。吹き溜まりになりやすいとか、屋根からの落雪がある時は排気筒の位置を変えることも考えてみてはどうでしょうか。
ちなみに、FF式のストーブを同じ家の中で移設する場合、
壁に穴を開け直すのが15,000円前後、設置に8,000円前後、出張費で3,000円、今までの穴を塞ぐ材料が約4,000円ほど。プラス材料費(ゴムホースや、排気管の延長など)くらいになっている事が多いです。
他のところよりも高いとか、安いとかは良くわかりませんが、事前に料金の説明をしてから作業に入るようにしています。