コロナ禍で外出ができなくなって体の変化が現れた。気になったのは、洋服のサイズがLサイズからLLサイズになりかけてきたこと。LLになっても良いかなと思った。でも、お腹と胸が出てきて、そこの合わせたサイズの洋服を選ぶとなんだかしっくりこない。そこで始めたのが筋トレ。といっても、LLサイズになりかけた体型をLサイズに戻すのが目的だった。最初は主に有酸素運動とケーブルマシンを使って体を絞っていった。筋肉痛や疲労感が心地よかった。しばらくして筋肉痛が出にくくなると、奥にあるダンベルやパワーラックが気になり始める。あそこに入ったら負けみたいな謎のルールを設定していた手前、フリーウェイトエリアに入るまで半年かかった。怪我をするのが怖かったので、最初は見様見真似でスミスマシンを使ってみる。もちろんスクワットからだ。慣れてくるとパワーラック、ベンチプレス、ダンベルへとハマっていくのだが、ちゃんと習ったワケでもなくフォームも気にしなかった。ただ扱える重量が増えるのが面白かった。ある時を境に右肩が痛み出した。寝返りをする度に痛みで目が覚める。ここでしばらく休めば良かったのに、運動する、ご飯たくさん食べる、体が大きくなる、の連鎖が楽しすぎて無理をしてしまった。今では無理をしない程度にトレーニングをしているが、慢性的な痛みに変わってしまった。ちゃんと体からのエラーサインに早めに対応しておくべきだったと思っている。ちなみに多少なりとも筋トレの成果が出てきて、洋服のサイズはLからLLになった。当初の目的とは変わってしまった。体脂肪率の変化も特に無く、腹部のサイズもそれほど変わっていないが、肩から胸にかけてが発達したため腹部が目立たなくなった。お腹が引っ込まなければそれ以外を大きくすれば太っては見えないのだ。と思っている。
暖房シーズンに入ると火がつかない、消える、暖かくない、使うの怖いから最初だけ運転して等の依頼が増える。今回もそんな依頼だった。ストーブの火は付くのだが消えてしまうらしい。2トンのペレット燃料を手作業で搬入中だったので思考が回らず、後で行きますねって電話を切った。そんなに故障する機種でもなかったから、単純にリセット上がりか灯油の元栓でも閉まっているのか、はたまたセンサー系の故障かと踏んでいた。
結果はエコ運転になっていた。
比較的年配の顧客がこのエコ運転になるとどうして良いかわかず連絡くれるので、いつもなら電話口でエコ運転になってないか確認するのだが、体力を使って仕事をしていたので、電話でエラーサインの有無を聞くのも忘れ、依頼主が知人であったため、まさかエコ運転になっているとは想像もしなかった。
エコ運転のスイッチを押すと、設定温度より室内温度が高くなれば消火して、設定温度よりも室内温度が低くなると点火するを繰り返すモード。部屋の温まり過ぎを防ぎ、灯油の使用量もある程度抑えることが出来る。(エコモードではない通常運転の場合、設定温度より室内温度が上がると最小火力で燃え続ける)
この消えた時に利用者が気がつくと何もしてないのに火が消えたことで、故障かと思ってしまう現象が起きる。故障の場合は、エラーサインが出て消火になる。勝手に火が消えてしまったらエラーサインが出ているかどうかの確認をして、エラーサインが出ていなければ、エコ運転になっていることが多い。ストーブで不具合が起きた時にすぐに私を思い出してもらえるのだからありがたいものだ。
これからは冬に向けて寒くなってくる。ちゃんと暖房器具が作動するか寒さを我慢できるウチに確認をしてもらいたい。もしエラーが出てしまった場合は、連絡をくれると伺います。エラーサインを放っておくと右肩を痛める恐れがあるので、きちんと修理をするように。