ペレットストーブの操作でオンとオフしかできなくなる場合があります。
ラベリ社のペレットストーブに限った話なんだけど、運転時間が2000時間を超えると、、煙突やストーブの掃除をして運転時間のリセットを行うまで、操作メニュー画面の操作や、火力調整が出来なくなります。
一応点火と消火は出来るので、気がつかないユーザーもいます。この状態を放っておくと、運転時間のリセットも出来なくなって、基板の書き換えが必要になってきます。
運転スイッチ以外の操作が出来なくなるペレットストーブの基板の書き換えを今回初めてしてきました。
書き換えには、専用の機械を使って行います。伺った時には液晶パネルは何も操作できない状態。運転時間の確認もできませんでした。
操作パネルと本体の基板の更新を行い、やっと操作パネルからメニュー画面が開けるようになり、確認した運転時間は6930時間。
2000時間の3倍以上という事でした。2000時間は1日に12時間使ったとして、おおよそ5ヶ月半使える感じ。多いのか少ないのかは微妙なところですね。
無事に操作パネルを使えるようになって、積算時間をリセットしたので、安心してまた2000時間使えます。今回の設置場所が公共施設で、普段からスイッチのオンとオフしか使っていないらしく、操作機能が制限され、メンテナンスのサインが出てることに気がつかなったようです。たまたまうちでメンテナンスを依頼されて伺ったところ、運転時間が超えてメンテナンスを促すロックモードになっていることがわかりました。
設置業者は、どこかわかりませんが、事前の説明をしっかりとしておけば、このような事態は防げたのかと思います。
年に一回は煙突と本体の掃除を専門の業者に依頼して、積算時間をリセットしてもらいましょう。掃除の料金の他に、基板の書き換えだけでも料金がかかります。
ペレットストーブの掃除は、一年に一回おこなってください。排気側が詰まると、室内に排気ガスが逆流したり、火災の原因にもなります。