センセーショナルなタイトルで始まった今回は、ストーブやボイラーなどに寿命があるという話です。
ちょっと短いような気もしますが、煙突や排気筒のついたストーブやボイラーは製造打ち切り後7年から8年、煙突の付かないファンヒーターやポータブルストーブは製造打ち切り後6年まで、修理に必要な部品を保有しています。ということは、製造された年を入れると、9年目で製品の機能を維持する部品が手に入らなくなります。でも実際には、10年前後経っても部品の在庫がある分に関しては、提供してもらえることが多いです。制御基板やモーターなどの電装品は無くなることが多いです。
最近は10年経つ前に一度点検を受けてくださいという、ステッカーが貼られています。
西暦2010年に買ってもらったツインストーブを、分解整備してほしいと、おおよそ年に一回お電話いただくお客さんがいます。そもそも、分解整備に必要な部品が手に入らないので、その度にお断りしている状態が8年ほど続いています。約18年も使っているなんて、なんと長持ちしていることでしょう。取り替え時期はとっくに過ぎているので、新しいストーブを入れ替えるように促してはいるんですけど、使えるもは使いたいという気持ちもありますよね。
ただ、寒いときに暖房が止まったりするとね、ストーブが入荷するまで、どうしようもないです。そんな時は代わりのストーブを貸し出してはいますが、夜中とかに止まるとね。大変かもと思っちゃいます。まあ、10年過ぎたらいきなり止まる訳でも無いし、心配しすぎるのも良く無いので、10年前後で入れ替えの時期なんだと、思ってもらえればいいのかと思います。