ストーブの点検整備ってどんな感じに作業をしているのか。お客さんから見えないところで作業をしているので、わからないですよね。今週は目一杯、点検整備の作業をしていたので、大きな流れをご紹介できればと思います。
お客さんの家に伺って取り外して来たストーブを会社に持って来て、作業場で分解していきます。
今回お預かりしたのはこのストーブ。4、5年使われている様です。
まずは外装のガードやパネルを外していきます。
外したものは、アルカリ性の洗剤で水洗いしていきます。
放熱器とポットバーナーをサンドブラストを使って、古くなった塗装やカーボンを落としていきます。
外された部品が綺麗になった状態で、組み付けて行く前に洗浄できない基盤や操作部分をコンプレッサーで埃を取り除いて、拭き上げていきます。
架台が綺麗になったら組み付けです。
今回は燃焼リングと点火ヒーターを交換しました。
どちらも3年以上使っていると、交換しておきたい部品です。
燃焼リングと点火ヒーターを組み付けたポットバーナーを架台に組み付けます。
この後洗浄した部品を元の通りに組み付けていきます。
白い円形の部品が、パッキンと言って燃焼ガスが漏れない様にするものです。これは必ず交換になって来ます。
放熱器と後ろの背面板の組み付け。
そして外装を取り付けたら、燃焼テスト後に仕上げ磨きをして完了です。
(この時めっちゃ熱いの我慢して写真を撮ってます。そこまでして入らなくても良いんじゃないかと、今思ってます。)
今回は写真がかなり多くなってしまいました。普段どんな作業をしているのか、なんとなくでも大きな流れがわかってもらえれば嬉しいです。
今度はもう少し掘り下げてみようかと思います。