ストーブの点検整備、分解整備少しづつ依頼が増えてきました。
ただ少し寒いのでまだストーブを使ってる様で、もう少しあったかくなってからと言われる事も。
短期間で点検整備を希望される場合は、朝預かって、夕方にお渡しできますよ。
予定が空いてる時にしか出来ないから、予めご相談してくださいね。
どうも、街のあったかサポーター。のぞえ商事の野副弘幸です。
今日はなんで点検整備が必要なのかってことをお伝えできればと思います。
ストーブをつけると、対流ファンという熱を遠くまで送るための羽が周ります。室内の空気をストーブの中に取り込んで暖めてから送り出すという作業を勝手にしてくれます。
この時に空気中の微量なホコリも一緒にストーブの中を通っていて、それが一年、二年、三年と経ってくると結構な量になっています。
これでも少ない方で、ひどい時はホコリのじゅうたんが出来てます。
たまにお子さんのいる家庭では、小さなオモチャや、鉛筆なんかも入ってますね。
山間部についているストーブは、虫がたくさん入ってます。虫もあったかいところが好きなんですね。ボクは虫が苦手です。
ストーブの中に入ってきたホコリや虫が、ストーブに詰まってくると、それらが熱せられて危険な状況に。溶けたり、燃えたり、燃焼が不良になったりと良いことは何もありません。
でも過熱防止センサーが付いていて、火災とか最悪の状況になる前にエラーが出てストーブが止まるので安心してくださいね。エラーで止まった原因を取り除かないと頻繁に止まります。
こうなる前に点検整備(分解整備)をやっておきたいですね。
けど、エラーが出てるって事は、中の部品も相当過熱されて傷んでいるので、交換する部品が多くなると事が多いです。
FF式ではない、煙突のストーブでは埃が詰まってしまい異常燃焼を繰り返す事があります。
コレはストーブの燃焼部分に空気を送るファンモーターなんだけど、埃とペットの毛が絡みついてシロッコファンと呼ばれる送風機がもう機能してないですね。
ここまで来ちゃうと燃焼に必要な空気が足りなくて、高温で燃焼してしまいますので、部品の劣化が異常に進みます。今回、このストーブは異常燃焼でガラスが割れてポットと呼ばれる燃焼室の中の部品も交換することになりました。これって特別じゃなくて僕の家でも、中を開けるとホコリだらけのストーブです。
こんなことにならない様にストーブの点検整備(分解整備)が必要なんですよっていう話でした。
まだ他にもいろんな理由があるので、時々紹介していきたいと思います。点検整備で安心安全なストーブのあるあったかい冬を過ごしましょうね。