ポケモンのソード&シールドをやってたの。3月くらいからさ。スイッチライト2台とソード、シールド両方買って娘さんとやってたの。ポケモンシリーズはやっぱ面白いね。ゴールデンウィーク中はずっとワイルドエリアに住んでたもんな。川を渡り海を越え、ダンジョンを登ったり降りたり。そんな感じの仕事をすることもあるのよ。今日はそんな話。たぶん。
毎年ね、決まった仕事をくれるところがあってね、地下道をくぐって行く所があるのだけども、コンクリート造りの地下特有の湿ったカビくさい冷たい空気と薄暗くて狭い空間に、そこでしか見ない生き物もいたりして、全身を覆うように長袖長ズボンにヘルメット、服の中に虫が入らんように首からタオルと重装備で暑い夏の盛りに行くのに、めちゃんこ鳥肌で悪寒が体の中を走るのよ。階段を降りて暗い地下道を恐る恐る向かった先にあるポケモンにも出てこないだろう、知らない蛾がコンクリート壁の両脇に張り付いている細い階段をサトシの気分で登ると、小屋にストーブがあって今度はそのストーブを担いで来た道を戻るの。ストーブ外すのも虫の死骸だらけよ。小屋のドアノブ付近にも蛾がはりついてるとか、マジでゴウカザルかムクホーク連れて来たらどんだけ心強いか。でさ、階段降りて暗い廊下渡って、また階段登って天上界にたどり着いてソッコーで体ホロって皮膚の露出部分を確認するのよ。虫刺されとか、最悪虫とか直接ついてたら怖いからさ。んで、ブルってんの悟られないようにシレッとしてるんだけど、家帰って来てすぐにお風呂で身体中確認すると、必ず虫刺されがあって何が怖いって服の中に虫が入って来てるんじゃって考えたら怖くなる。まぁね。それで終わりじゃなく、引き取ってくるってことは納品もある訳で…
おんなじことを繰り返す訳ですよ。暗い虫の街道を上り下りして、蛾のラスボスのところまでストーブ納品してくるのよ。しっかりと虫刺されまでしてね。
そんな時に活躍してるれるのが、虫刺されパッチ。
アンパンマンのね。アンパンマンの方がかわいいからさ。