ポータブルストーブを買ってもらいました。
芯を上下させて電池で点火する、煙突や電源コードが付いていないストーブ。
新品のポータブルストーブを箱から開けると、緩衝材などで囲まれていて、ちょっとした組み立てがあるタイプもあります。今回は、すぐに使うということでしたので、先に開梱して緩衝材やビニールを外して組み立て、灯油を入れて30分ほど置いておきました。
先に灯油を入れる理由は2つあって、ポータブルストーブの芯は最初の時は乾いていて、灯油を芯全体に行き渡らせるのに20分ほど掛かるから、すぐに使いたい時には納品前に予め灯油を入れておくというのがひとつ目。
二つ目は、初期トラブルの回避。ユーザーが知らずに不良灯油(水が入っていたり、昨シーズンの残っていた灯油など)を入れてしまった場合、商品に問題はなくても入れてしまった灯油が原因で、うまく燃えない時があります。あとは、灯油を入れてすぐに火をつけてしまうのを避けるためです。
当然買ったばっかりの商品なので、商品が悪いのかと思われてしまいます。ポータブルストーブの不具合のほとんどが、灯油が原因で起こっています。やっぱり、せっかく手に入れたストーブが、よく分からない原因でちゃんと燃えないと、嫌だもんね。
災害に備えて新品を箱から出さずに保管しておきたい場合は、開墾せずに納品します。そういえば2000年問題のときに、ポータブルストーブを買ってとってあるお客さんがいました。懐かしいです。