雑草なんかを刈り取る草刈機で、灯油タンクの下にある灯油の配管を切ってしまったので、何とかしてくれないかと、お問い合わせをいただく事が年に一回くらいはあります。
どうも、街のあったかサポーター
のぞえ商事の野副弘幸です。
年に一回程度うちに連絡が来るって事は、多分もっとやっちゃってる人が多いのかなって感じてます。草刈をする時にはホームタンクの周りを面倒でも手作業で行うか、配管の位置をしっかりと確認して保護してあげると良いかもしれません。ボクの家では、除草剤を使って枯らしています。別に草があっても構わないって思う時もありますが。
灯油が入っているホームタンクの下にある配管経路を切断しちゃったら、灯油が漏れだしますね。そんな時はすぐにバルブをパチンコの玉のでる方に止まるまで回して灯油の漏れを遮断してください。
大量に漏れた時は、(本当は少量でも報告が必要なはず)消防や市町村の防災課などに報告して、土壌や河川の汚染を調べてもらう事になってます。敷地外、特に河川まで灯油が流れていったらちょっと大変です。
オイルフェンスで囲ったり、回収作業に業者さんを呼んで行う必要があるから、汚染の状況によっては高額な費用がかかる事があります。
土壌汚染しているときは、土を入れ替える事も考えられます。自分の家だから良いかなって思っても灯油の匂いがご近所に迷惑をかける事もあるからね、こちらもお金がかかってきます。
配管を切った時だけではなく、10から20年年以上使っていると、ホームタンクの足が錆びてしまって傾いてきたり、ホームタンクの中に水が溜まってきて、中から錆びてくる事も。たまに地盤沈下で傾くとかもあります。
冬は灯油屋さんが灯油を入れにきてくれた時に、見てくれているので大丈夫だと思います。灯油をあまり使わないこの時期には、ちょっと注意して確認してみると安心ですね。漏れているときは、匂いがしちゃうからホームタンクの近くに行くとすぐにわかると思うよ。
灯油が漏れたときは、バルブをしっかりと閉めてから業者さんに連絡してください。
というなんか不安を煽るようなお話ですが、普通に使っていたら、そんなに気にしなくても大丈夫なことの方が多いです。ただ一軒のお宅であった事は、他の家でもあるかもしれないって事でお知らせでした。