どうもこんにちは、のぞえ商事の野副弘幸です。
室蘭市で石油燃焼機器と呼ばれる、灯油を使ったストーブやボイラーの販売施工、修理をしているものです。たまにペレットストーブも扱います。
北海道でしか使われていないと思われる、床暖房機能付き石油ストーブの話です。
ここで必要ない方はページを閉じてください。
引き続きお付き合いありがとうございます。
そうなんです。床暖房はあったかいんです。
ストーブの排気温度は約200度前後。それを排気管を通して屋外に排出しています。
その200度の熱を循環液に伝え温水にして床に敷いたパネルに流し込み下から熱を放出する事で、より温まりが伝わるように考えられたストーブです。
カタログからパクりましたがこんなイメージです。
空気から液体に熱を伝えるには多くの熱量を消費しますので、200度の温度があっても火力を小さくしていると循環液を暖める以上にストーブ内の温度も下がり結露する場合もあります。
空気で液体は暖めるのにも時間がかかりますが、冷えるのもまた時間がかかるので最初に大きな火力でストーブを燃焼させて循環液を温めた後に、ストーブの火力を小さくして焚いておくと部屋全体が温まるのが速いです。
僕はこれを熱量保存の法則から学びました。多分合ってます。
また、部屋が暖まっている状態なら最初から小火力でも構いませんし、その方が燃料の消費も少なくなります。
18度の床暖の温度は、室温24度にもなるそうです。
18度の床って冷たくないって思いますが、いつも参考にさせてもらっている日本ガス石油工業会から頂いた資料にはそうあります。
今回も当たり前のことをあたかも自分が発見したように書いてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
文章に起こすって難しいですね。